
ビットコインの価格はどこまで上がるの?
1億円超える可能性はあるの?
と考えたことはありませんか。
多くの投資家や評論家が「1000万を超える」や「1億超える」など予想を立てていますが、予想価格はピンキリで何が信用できるかわかりませんよね。
そこで、本記事では1BTC=1億円を超える4つの理由についてまとめました。
と、その前に
①発行枚数が2100万枚で希少価値がある
ビットコインは発行枚数が『2100万枚』と上限が定められています。そのため、希少価値が高まり、価格上昇につながります。
つまり、ビットコインは円と違い量的緩和でお金を刷って増やすことができいない仕組みになっているわけです。



実需がそのまま価格に反映するということですね
BTC=『2100万枚』、金の総量=『21万t』
ビットコインの発行枚数『2100万枚』と金の総量『21万t』似ていると思いませんか。
それはビットコインが『金』をモデルに作られたからです。
そのため、ビットコインは別名『デジタルゴールド』と呼ばれています。
つまり、ビットコインは金と同等の価値になる可能性があると仮説を立てることができます。
そして、金と同じ価値になった場合のビットコイン価格は『1BTC=約6,000万円』です。(時価総額比較)
現在1BTC=約300万円なので約20倍は上がる可能性があります。
価格(USD) | 時価総額(USD) | |
GOLD | $1,845 | $11兆7200億 |
Bitcoin(BTC) | $29,391 | $5597億 |
②半減期で価格上昇が見込める
半減期とは4年毎にマイニングによって新規に発行される通貨が半減する時期を指します。
ちなみに、マイニングとは第3者が取引の承認及び確認作業をすることです。この作業を行うことでマイニング報酬を得ることができます。
実は、ビットコインの発行枚数2100万枚がすべてが市場に供給されているわけではありません。
blockchain.comによれば、2021年の5月時点では上限である2100万枚の90%に到達しています。
そして、残り10%のマイニングが完了するのは2140年頃と推測されています。


では、なぜ半減期で価格が上昇するのか。
そもそも、物の価値は需要と供給で決まります。
つまり、買いたい人(需要)は変わっていないのに、新規に発行される通貨(供給量)が半減するため、必然的に価値が上昇します。
そのため、半減期=価値上昇になります。
③法定通貨として採用する国もある|ドルと同価値の可能性
現在、ビットコインを法定通貨に採用した国は2か国あります。
1か国目は2021年9月に世界で初めてビットコインを法定通貨に採用した中米エルサルバドル。2か国目は2022年4月に中央アフリカが法定通貨に採用を発表しました。
現在のビットコインは、投資対象としての価値が大きいですが、送金や決済利用として普及が加速すえばドルや円のように通貨としての価値が生まれます。実現すれば金以上の価値になる可能性があります。
仮に世界の基軸通貨であるドルと同価値になると仮定すると約40倍の1BTC=1億2000万円(時価総額比較)の可能性があります。ビットコインの最小単位はSatoshi(sats)で1BTCの1億分の1に相当します。


※2022年5月
④ストックフローモデルでは2025年に1億円
ビットコインの価格予想の1つにストックフローモデルがあります。
このモデルは金融商品である金の価格予想をするためにplanBによって提唱されたものです。


白い線がビットコインの予想価格を表しています。そして、過去のビットコイン価格と予想価格は近しい値動きをしています。つまり金との関連性が高いことを示しています。
このストックフローモデルによると2025年には『1BTC=1億円』になります。
まとめ
- 金と同価値の場合、1BTC=約6,000万円以上
- 半減期によって価値が上昇しやすい。
- ドルと同価値の場合、1BTC=1億2000万円以上
- ストックフローモデルの場合、2025年に1BTC=1億円
また、【ビットコイン、2030年までに1億円を超える:米アーク予測】の記事によれば、キャシー・ウッド(Cathie Wood)氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントはビットコイン価格は2030年までに100万ドル(約1億1000万円)を超えると予測しています。
いかがだったでしょうか。
ビットコインが金やドルのような価値を見出すことができれば1億円を超える可能性は十分にあります。
数年で1億円は難しくとも1000万~3000万の可能性は高いのではないでしょうか。
仮想通貨にはまだまだ可能性があります。