
仮想通貨投資始めたけど、どう運用していいのかわからない。
リスクを減らす方法ってないの。
と悩んだことはありませんか。
結論、初心者や投資に時間を割くことができない方は長期保有の積立投資がベストです。
投資と聞くと「投資で儲けた」、「投資で損した」などよく耳にすることが多いですよね。
私もそうですが一般人からすると「投資=ギャンブル=危ない」と連想するはずです。
しかし、本当にギャンブル性の高いのは素人が勉強もせずに短期投資をすることであり、長期投資ではありません。
長期投資をすれば損失がでないとは言いませんが限りなくリスクを抑えて運用することができます。
本記事では、仮想通貨を積立で長期保有すべき点についてわかりやすく解説していきます。
と、その前に
なぜ投資対象が仮想通貨なのか
投資には株式、為替、不動産など投資対象は様々あります。
では、なぜ仮想通貨なのか?
それは、投資に回せる資金が少ない人が利益を最大化させる可能性が高い投資対象が仮想通貨だからです。
これからその理由を解説します。


これは、BTC/JPYのチャートです。
2013年に付けた1BTC=1万円からわずか5年で250倍、そして9年で700倍、ビットコインが始まった2009年の1BTC=0.09円からしたら12年で7000倍以上になっています。
仮想通貨であれば数年で数十倍、数百倍リターンが見込める可能性があるわけです。
このどこまで上昇する可能性があるのかが長期投資を行う上で重要になってきます。
例えば、ビットコインが今後1000万までしか上がる可能性がないのか、それとも1億まで上がる可能性があるのかでは狙える利益が全く違ってくるからです。


長期保有すべき3つの理由
初心者の方や忙しくて投資に時間を使うことができない方におすすめしたいのが長期保有です。
いわゆる「ガチホ」っていうやつですね。
長期保有すべき理由は3点です。
- 1度に大きな利益を得る可能性がある
- レンディングで増やすことができる
- 課税回数を減らすことができる
では順に見ていきましょう。
①1度に大きな利益を得る可能性がある
長期保有は売買回数が短期投資に比べて少ないのが特徴です。
そのため、価格が数%上がったから売るなんてことはしません。
仮想通貨の場合、基本的に数倍~数十倍を目標に投資します。
そのため、1度の利益確定金額が必然的に大きくなります。
②レンディングで増やすことができる


レンディングとは、保有している仮想通貨を取引所に貸し出して金利を得ることのできるサービスです。
仮想通貨のレンディングは1%~10%の利回りで運用することができます。銀行の金利が0.01%~0.1%とすると10%がどんなにあり得ない数字かわかると思います。
そして、長期保有はレンディングと組み合わせることでより資産を安全に運用することができます。
つまり、インカムゲインとキャピタルゲインの2つから収益を生み出すことが可能になるわけです。
③課税回数を減らすことができる
長期保有する場合、仮想通貨を円に戻すことがないため、基本的に課税されず確定申告の必要もありません。必要になるのは最後に売却する数回くらいでしょう。
つまり、確定申告は1回で済みます。
株であれば特定口座(源泉徴収あり)を利用することで、確定申告の手間を省くことができるのですが、仮想通貨にはありません。
そのため、課税回数を減らすことのできる長期保有は初心者におすすめの投資手法と言えます。
長期保有のデメリット
簡単かつ最強の投資手法である長期保有ですがデメリットもあります。これから2つ紹介します。
- ハッキングや倒産のリスク
- 利益がでるまで時間がかかる
①ハッキングや倒産のリスク


仮想通貨取引所のハッキングはこれまでいたるところで起きています。
例えば2014年に起きた「マウントゴックス事件」被害額は85万BTC(480億円相当)、2018年に起きた「コインチェック事件」被害額は5億2,600万NEM(580億円相当)などはメディアでも取り上げられているので記憶にある人もいるのではないでしょうか。
今では対策もされて以前よりは安全になっていますが、それでもハッキング問題は減っておらず深刻な問題となっています。
そのため、長期保有をする上で一番に考えなければいけないことは安全性と信頼性の高い大手の国内取引所を決めることです。
それでも不安な人は取引所を分散させるか、ハードウォレットを検討することをおすすめします。
②利益がでるまで時間がかかる
長期保有は数年~数十年の保有を考えて投資を行うものです。仮想通貨は価格変動も大きく数日で20%~30%下落なんてこともあります。
最初は「これ以上下落したらどうしよう」と思い、損失に耐えられず安値で売ってしまう人も多いでしょう。
そのため、長期保有はこの一時の下落に耐えるメンタルが必要になってきます。



数年後、数十年後に上がるなら安値で買い増しできことをチャンスと考えるといいですよ。
積立で購入すべき3つの理由
積立投資は毎日や毎月など決まった日に一定の金額を購入していく手法になります。長期で運用してくため比較的安定して利益を上げることができるいわれています。
では、積立で購入すべき3つの点を見ていきましょう。
- 少額からでも大きなリターンを得ることができる
- ドル・コスト平均法で損失を少なくできる
- 投資の手間を省くことができる
①少額からでも大きなリターンを得ることができる
少額から始めることができ大きなリターンを見込める可能性があります。
例えば、2017から毎月1万円分のビットコインを積立ていたら、3年後には360,000円→552,673円!
元本約1.5倍の+19万円の利益です。


②ドル・コスト平均法で損失を少なくできる
積立投資を行うことは必然的にドル・コスト平均法で購入していることになります。
ドル・コスト平均法は定期的に一定額で購入し続けて平均購入単価を引下げる投資手法です。
そのため、価格が高いときには少ししか購入できず、価格が低いときは多く購入できます。


③投資の手間を省くことができる
初心者のうちは現在の価格が安いのか高いのか判断できず迷ってしまいますよね。
その点、積立購入であれば一定額を決まった日に購入するため取引で迷うこともありません。
そして、自動で口座から引き落とし設定できるため、チャートを見ることもなく、
基本的にほったらかしでOKなので初心者や時間がない方でも安心して取り組むことができます。
積立購入のデメリット
仮想通貨積立のデメリットについて2つ紹介します。
- 短期で稼げない
- 手数料がかかる
①短期間では稼げない
積立は少額からコツコツ積み上げていく投資スタイルのため、投資期間が短いと資金が少ない状態です。
そのため、資産形成の時間がかかってしまいます。
②手数料がかかる
仮想通貨の購入には積立手数料や取引手数料、入金手数料など何かと手数料が発生する場合があります。
取引回数が多いとその分手数料で損してるってことになりかねないので注意が必要です。
各取引所をよく検討して選びましょう。
投資対象はビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)に絞ろう
長期の積立投資におすすめな銘柄は時価総額1位のビットコインと2位のイーサリアムです。
時価総額ランキング | 通貨名 | 時価総額 |
1位 | Bitcoin(BTC) | 74兆4889億円 |
2位 | Ethereum(EHT) | 32兆4765億円 |
3位 | Tether(USDT) | 9兆7777億円 |
4位 | USD Coin(USDC) | 6兆6015億円 |
5位 | BNB(BNB) | 6兆3756億円 |
6位 | XRP(XRP) | 2兆6884億円 |
7位 | Cardano(ADA) | 2兆4274億円 |
8位 | Solana(SOL) | 2兆3198億円 |
9位 | BinanceUSD(BUSD) | 2兆2953億円 |
10位 | Dogecoin(DOGE) | 1兆5350億円 |
※2022年5月15日時点
仮想通貨の時価総額を見比べると3位以降の時価総額が極端に少ないです。
仮想通貨の時価総額は将来の成長に対する期待が大きいことを意味します。
つまり、現時点で安定していて、安心して購入できる通貨はビットコインとイーサリアムしかありません。
その他の通貨であれば一攫千金を目指せる可能性もありますが、すべて失う可能性もあります。
長期の積立では、ある程度安定していて価値がなくならない通貨を選ぶことが大切です。
ビットコイン(BTC)


- 発行上限が2100万枚で希少価値がある
- すでに決済手段として使われている
今後、決済手段としてビットコインが普及して価値がさらに価値が上がっていけば、いずれビットコインが現在の金と同じ時価総額になる可能性も夢ではないですね。
イーサリアム(ETH)


- NFTやDeFi市場が急成長している
- ICO(資金調達)での利用が多い
今後、メタバースやNFTなどが普及すえば参入企業も増えて価値がさらに上がる可能性があります。
仮想通貨は基本的にビットコインと連動した値動が特徴ですが、最近ではビットコインは下がっているのにイーサリアムは上がってるなんて日もよく見かけます。



分散投資するならイーサリアムは外せませんね。
目的に応じた取引所を選ぶ(コインチェックorビットフライヤー)
初心者におすすめの国内大手取引所はコインチェックとビットフライヤーです。
目的に応じて取引所の口座開設をしましょう。
コインチェック | ビットフライヤー | |
銘柄 | 15銘柄 | 15銘柄 |
最小積立金額 | 月1万円~ | 1回1円~ |
積立頻度 | 日1回、月1回 | 日1回、月1回 週1回、月2回 |
引落方法 | 銀行口座から自動引落 | ビットフライヤーの 口座から自動引落 |
公式サイト | 公式サイト |
完全に放置で運用したい方はコインチェックがおすすめ。
1万円より低額から積立をしたい方はビットフライヤーがおすすめ。