
最近、NFTってよく聞くけどわからない。
始めたいけど難しそう。
と、悩んではいませんか。
結論、やり方さえわかれば簡単に始めることができます。
本記事では、「小学生の作ったNFTが数百万の価値になった」、「NFTの転売で稼いだ」と何かと話題のNFTの始め方・稼ぎ方についてわかりやすく解説します。
- NFTとは何か
- NFTの始め方・稼ぎ方
- NFTを始めるうえでの注意点
NFTとは


そもそも、NFTが何なのかご存知ですか。
NFTとは「Non Fungible Token」の略で、非代替性トークンという意味です。
はい!?・・・、なにを言っているのかわからないですよねw
簡単に説明すると、
デジタルデータに証明書や鑑定書を付与して偽造できなくする技術です。
例えば有名画家のアートには偽物のコピー商品が数多く市場に出回っています。専門家でもなければどれが偽物か判断するのは難しいものです。しかし、言い換えれば専門家なら本物を判断できるということです。ですが、デジタルアートはコピーしてしまえば全く同じものが出来上がるため、専門家でも判断できません。そこで、デジタルデータに「01」や、番号、証明書、鑑定書を付与して偽造できなくします。
頭のいいあなたならデータを書き換えればいいのではと疑問に思われるかもしれません。その考えは正しいです。これまでの技術であればデータを書き換えることが容易にできました。しかし、ブロックチェーンの技術により偽造できなくなったことでデジタルデータに価値が生まれました。
偽造できなくすることで唯一無二の作品となり、希少価値が生まれるわけです。



デジタル作品の所有者になれるわけですね。
NFT3つの稼ぎ方
NFTが何かわかったところで稼ぎ方についてみていきましょう。
稼ぎ方は主に3つです。
- NFT作品を作って稼ぐ
- NFT作品を転売して稼ぐ
- NFTゲームをプレイして稼ぐ
では、順に説明していきます。
①NFT作品を作って稼ぐ


NFT作品の作り方は至ってシンプルです。
デジタルアートの作成方法と変わりません。PhotoshopやIllustratorなどを利用して制作していきましょう。
では、NFT化はどうするのか。
それは、自分で作った画像をNFTマーケットプレス(OpenSea)にアップロードするだけです。
ただし、販売する際は手数料(ガス代)が発生するので、ETH(イーサリアム)をウォレットに入れておく必要があります。
コインチェックやビットフライヤーなどでETH(イーサリアム)購入しておきましょう。
②NFT作品を転売して稼ぐ
すぐにNFTで稼ぎたいと考えているなら転売が一番でしょう。
方法は単純です。NFTマーケットプレス(OpenSeaやCoincheckNFT(β版))でNFT作品を安く買って、高く売る。ただそれだけです。
しかし、NFT転売で儲けるためにはNFTの知識がある程度必要です。詐欺商品も多いので注意しましょう。
③NFTゲームをプレイして稼ぐ


「ゲームで遊びながら楽しく稼ぎたい」と考えているならおすすめです。
プレイするゲームによって多少の違いありますが、稼ぎ方は主に3つです。
- ゲーム内でアイテムを作る。
- ゲーム内のアイテムを売買・貸す。
- コツコツプレイして報酬を得る。
NFTゲームの人気が出るとゲーム内通貨の価値も上がるため、将来大きな資産を作れる可能性も秘めています。
これも魅力の1つですよね。
では、ここからは人気のNFTゲームをいくつか紹介します。
NFTの始め方|6ステップで解説
NFTで稼ぐには必ず必要になりますので早めに行いましょう。
NFTの始め方は6ステップです。
- 国内取引所の口座開設
- ETH(イーサリアム)の購入
- MetaMask(メタマスク)ウォレット作成
- ウォレット(MetaMask)にETHを送金
- NFTマーケットプレスのアカウント作成
- NFTを出品・売買
それでは順に説明します。
ステップ1:国内取引所の口座開設
日本で買い物するには円が必要なように、NFTTを売買するためにも専用の通貨が必要になります。
そのため、国内取引所の口座開設をしましょう。どこの取引所を選んでもOKです。
ここでは初めての方におすすめの取引所を2つ紹介します。
- シンプルで使いやすいコインチェック。CoincheckNFT(β版)も魅力の1つ。
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ステップ2:ETH(イーサリアム)の購入
NFTの売買には主にETH(イーサリアム)が使われています。
そのため、各取引所でETH(イーサリアム)を購入しましょう。
販売所ではなく取引所で購入すると安く購入することができます。
ステップ3:MetaMask(メタマスク)ウォレット作成
続いて、イーサリアムを保管するウォレットを作成します。
ウォレットはいくつかありますが、もっとの有名な「MetaMask(メタマスク)」を使えば問題ないでしょう。


ステップ4:ウォレットにETHを送金
さて、ウォレットの作成が完了したらイーサリアムをウォレットに送金しましょう。
アドレス間違いは送金額を失う可能性があります。
そのため、アドレスを入力する際は必ずコピー&ペーストもしくは、QRコードで行いましょう。
初めて送金するアドレスの場合、「少額送金」→「着金確認」→「本送金」の流れで2回送金することでリスクを減らしましょう
ステップ5:NFTマーケットプレスとウォレットを連携


NFTマーケットプレスはNFTを売買するための場所になります。
本記事では、国内、国外おすすめのNFTマーケットプレスを紹介します。
- 国内:CoincheckNFT(β版)
- 海外:OpenSea
CoincheckNFT(β版)は一般的なNFTマーケットプレスと違って、ネットワーク手数料(ガス代)が無料で簡単に始めることができます。
しかし、2022年5月時点では取り扱いコンテンツが少なく(6種類)、「NFTの売買で稼ぎたい」、「本格的に参入したい」と考えている場合は海外のOpenSeaを検討する必要があります。
OpenSeaは世界最大規模のNFTマーケットプレスであり、取り扱いコンテンツが豊富にあるのが特徴です。
さてここからが本題、OpenSeaとMetaMaskを接続していきます。
まずは、OpenSea公式サイトにアクセス。
右上のアイコンをタップ。


「MetaMask」をタップ。


手順に従って、OpenSeaとMetaMaskを接続します。
ステップ6:NFTを出品・売買
最後は実際にNFTの出品や売買をしてみましょう。
出品の場合
NFTの作成行う場合、「My Collections」→「Create a Collection」で登録していましょう。


そして、NFTの販売方法は2つあります。
- 価格を設定して出品する
- オークションで出品する
初めての方は簡単な価格を指定して出品してみましょう。
購入の場合
下記に実際に私が購入した際の方法を載せていますので参考にしながらNFTを購入してみましょう。


NFTの3つの注意点
NFTが急速に注目を浴び、市場が拡大したのは2021年です。そのため、新しい技術に対して法整備が追い付いていないのが現状です。
例えば、NFTの技術によりデジタル作品の所有権を得ることができるようになりました。しかし、民法上で所有権が認められているのは形がある物だけです。
つまり、詐欺や盗難に対してどこまで法が守ってくれるかは定かではありません。
そして、NFTは所有権は得られても著作権を得ることができません。
今後、利用用途によっては何らかのトラブルに発展する可能性があることには十分注意して利用ましょう。
さて、NFTの危険性がわかったところでユーザーが対処できる注意点を見ていきましょう。
①偽物作品がある
1つ目は詐欺作品があることです。NFTはデジタル作品であるため、コピーが容易に行えます。
そのため、購入する際は下記の点を確認して購入しましょう
- 公式サイトやSNSを確認する
- 過去の取引履歴を確認する
- クリエイターに連絡を取る
②返品・返金ができない
2つ目は返品・返金ができない点です。
1つ例を挙げます。


こちらの作品、75イーサで売りに出すつもりが、誤って0.75イーサで売ってしまった事例です。日本円にすると約3500万円で売るつもりが100分の1の35万円で売られました。このNFTはすぐに購入され、2800万円で再度売りに出されました。
これは出品した側の例だが、誤って購入した場合も同様で返品・返金は行えません。そのため、誤入力、誤操作には十分に注意しましょう。
③手数料(ガス代)が高騰しやすい
OpenSeaを利用することで手数料が発生します。
手数料は需要やイーサリアムの通貨価値によって変動していきますが、問題なのはその価格です。
変動が激しく、出品するだけで手数料が1万を超えることもあります。
そのため、手数料が安いときを狙いましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
NFTの始め方から稼ぎ方まで知ることができたはずです。
NFT市場は急速に拡大し、現在では数億円稼ぐ人まで現れています。
しかし、
市場規模としてまだまだ小さく、NFTゲーム、メタバースとNFTの時代はこれからと言っていいでしょう。
ぜひこの機会にNFTを始めてみてはいかがでしょうか。